資産を守る教え11

子供を自立させる方法について

1-10話まで色んなコアなお金のマインドセットだったり
借金はしない、貯金をしよう。教育費をどういう風に
考えればいいのか?を話してきた。

大学を出て、子供たちが自立する時期に入る
そこから、どうやって子供たちを自立させていくのか?

今回のメッセージは、主にお子さんをすでに持ってる方
もしくは、作ろうと思っている方に向けてのメッセージになります。

どうやって子供たちを自立させていくのか?

ブーメラン世代

大学に活かせて、卒業後社会に行って来いっと
投げると戻ってくる現象

そして、また実家に居座る

これが社会現象になっています。

成人した子供が家に帰ってくる、働かない
教育ローンとかが払えなくて戻ってくる現象

アメリカで2005年の段階で15%の子供がブーメランしてきた。
2011年で、さらに増加して20%の子供がブーメランで
帰ってきている。どんどん毎年増えてきている。

日本でも同じような現象が起こっている。

1番の問題は、親の経済的負担が増える事

親の立場にいる人の場合は、老後の資産が減っていく
子供の立場なら、あなたの両親が老後苦労するという事です。

要するに経済的負担が、親にかかってくるというのが問題

ブーメランしてきた子供を養う為に、
親が家を担保にして、お金を借りるという事が起こっている。

リファイナンス
どんどん苦しくなっていく

どうしてかっていうと、今の50-60代の人っていうのは、
経済的に発展していた時代だったので、仕事が常にあった。

大学を卒業すると就職がすぐできた。
学費も安かったし、仕事探しも楽だったので
今の子供たちに対して、罪悪感を持っていて
たすけないといけないんじゃないかな?っという感じで
ブーメランを助けている。

その結果、老後に苦労してしまうっという事です。

なんで出て行けって言わないのか?
やっぱり罪悪感で助けてあげないとっと思ってしまう。

お金のカルマ

老後に全てのお金のカルマが返ってくる。
今、子供たちが、可哀想と思って、助けていくと、
その結果、引退資金や老後資金が足りなくなって
ずっと働き続けないといけなくなる。

基本的に、

親というのは、自分たちの老後の心配をしなくてはいけない

0-18歳までは、子供を育てる義務はあるけど、
18歳以降は、子供たちに自立してもらって
両親は自分の老後の心配をしないてはいけない。

18歳以降も子供の面倒をみると
後で必ず、お金の面で自分に降りかかってくる。

18歳以降の子供たちを居心地の良い場所に
おいてあげたいというのは、間違ったマインドセット

18歳以降は、もう彼らの問題なんです。
なので、両親の問題ではない

借金とか、お金を貸すとか、サポートするのは、やめた方が良い

可哀想だと思いますか?

実は、逆に優しくすると子供たちの将来がどんどん終わってしまう。

人生は厳しいもの
昔の人と比べ、今の子供たちはタフじゃなくなってきている。
人生はタフなので、それを乗り越える力を身につけるのが、
社会経験だと思います。

マサイ族

蜂蜜を身体に塗って、アリの巣に置き去りにされる。
アリにかまれるけど、少しでも声を上げると
男として認められなくなって、嫁がもらえなくなる。

女として、一生扱われる。

槍一本で、ライオンを倒す。
一撃で殺さないと、逆に殺される。

色んなメンタルを試される。
そうして、生き残って帰ってくると
嫁がもらえる。

儀式がある。
現代人は、そこまで厳しい試練はないですけど、
基本的に社会に出て、上司に怒られ、我慢してとか、
いろいろあると思います。

いろんな分野で儀式がある。

現代社会でも、18歳とかになってくると儀式があるんですけど、
親元にいると、その儀式が通れない

30歳になって、その儀式は難しい。

若い時に、儀式を乗り越えないといけない
なので、親元にいると、その子の潜在能力を潰してしまう。

人間のセルフイメージは、親から離れて、
辛い目にあった時に形成される。

だから、心が弱い人とか、すぐあきらめてしまう人とかは、
たぶん、親元を離れたときに、苦労した事ない人だと思う。

親元を離れて、苦労した人は、心がタフになる。

昔の人は、そういう事が普通に行われていて、
結構若い時に自立している。

結局、そういう所で、人間としての強さが育っている。

親元で育つと、基本的に何しても誉めてくれたり、
いろいろ言ってくれる。

しかし、社会に出ると、本当にシビアに評価される。
誉められる事は滅多にない。

かなり苦労すると、ちょっとの事では動じない
子供には、そういう経験が大事です。

親からすると、可哀想と感じるけど、
子供にとって、そういう苦労とか、辛い経験は
心の強さという資産になる。

それを親が保護してしまうと、
永遠にその資産を築けずに、弱い心で大人になってしまう。

子供さんがいる人、今から作ろうとしている人にとって重要です。

逆境を乗り越える力は資産
それは、子供にとって親からの一番のギフトなんです。

ブーメランで帰ってきて、受け入れるというのは、本当の愛ではない

子供の将来を破壊しまう行為

本当にマズイ事になっている場合は、
お金を貸すっという形でも良いけど
ちゃんと返してもらう、ちゃんと契約書を交わす。

サラ金に行ったり、犯罪にてを染めたりするので、
コレは、マズイなっていう瞬間は手を貸す。
そういう選択枝も残しておいて欲しいけど、
そう簡単に手を貸してはダメ!

基本的に、ハードな人生を歩ませた方が良い
子供の場合、寝ずに働いたらいいんですね
甘やかしてはいけない、甘やかさない方が良い
昔の人なら、仕事がなければ、仕事がある所にいっていた。
仕事を求めて若い人はどんどんやればいい

親も子供に対して、仕事をすすめる。

両親の立場、すでにブーメランで帰ってる場合は、
期限を決めて出て行ってもらうと決める。

そうでないと、あなたの老後資金が1円1円なくなっていく
ちゃんと契約書を作る

学歴が高い子供の方が家にとどまるケースが多い
中卒、高卒はなんでも仕事を見つけようとする。

学歴が高いとプライドが高くなって、
その辺の仕事はしたくないっと変なプライドが形成されて
家にいて、仕事は向こうから持ってきてもらう的な
態度をしたりする。
そう考えると学歴が邪魔

親は、大家さんというマインドセットをもって欲しい。
お家賃も貰いますし、子供たちにビジネスライクに接して欲しい

そうしないと甘えが出てしまう。

ブーメランになる子供のパターン

近くの大学とかにいって、自宅から通うとなると
その年齢は大人と子供が混ざった状態になる。

今までと同じように、ご飯を食べ、洗濯物も親まかせ、
飲みに行って朝帰り、それがどんどん続いていって、
いざ社会に出た時に適応できなくなる。

一度家を出て、一人暮らしをしたとしても、
実家が楽だから帰ってきたり

基本的に、
18歳を超えると大人なんですね
なので、大人として扱って贅沢をさせるのは悪影響

子供が家にいると家を売れなくなる。
ある程度の年になってくると家を手放して、お金に替え
老人ホームに入るんですけど、子供が家にいると売れない

家に子供がいると引退生活も阻害される。
人生設計を狂わされる。

土地売却は、タイミングが全て、
ズレると老後の資金に影響してしまう。
そういう意味で子供が家にいるのは、デメリットです。

18歳の子供は、自分で自立してやっていく能力を
身につけるというのを押さないといけない

そうじゃないと、現実世界で、生きていけなくなる
なので、真剣にとらえて欲しい

親が助けてくれると思うと、子供は我慢ができなくなる。
けれど、帰る所はないとなると、やるしかないと決意や覚悟になります。

なので、親がいつでも帰ってきていいよっと手招きしていると
子供が弱くなります。

子供にとってあまやかすと人生がどんどん辛くなる。
厳しくすれば、するほど子供はタフな人間になっていく。

注意点

ウツとか精神的な場合は、ちゃんと反故して欲しいんですけど
犯罪に走ったりするから

でも、基本的には厳しく接してください

子供を自立させる為の8つのマインドセット

1.厳しくすればするほど、子供は強くなる。
厳しくっていうのは、イジメとか、
心に傷を負わせるという意味ではなく
愛情を持ってルールを作る、トラウマを埋め込む事ではない。

2.基本的に家賃を貰う

3.自立する時期を最初に教えておく
18歳になったら大人だから、自立するんだよっと
小さい頃から言い続ける、そうすると子供も自立の準備をする。

4.あなたの車はあなたのモノ
子供に課さない
自分のモノを持ちたいという意識を植え付ける。
所有者の権利を植え付ける。
全てのモノに所有者がいる。

5.光熱費を負担させる。
電気をつけた人が負担する。

6.大家の立場で見る
情ではなく、ビジネスライクに接する。
子供たちが社会に出てから楽になる。慣れる

7.食費を払わせる。
食費も意識させる。
レシートを見せる。食事は無料ではない事を意識付ける。

8.所有者をはっきりさせる。
親のモノを自分のモノだと勘違いする人がいる。

子供のプラン

0-12歳までは、しっかりと家でルールを持って
善悪とか、コアなマインドセットを教えていく。
できれば、ホームスクールとかで、

12-15歳まで、寮制の学校
親元を離れる、自分で学びを得る時期
この時期に、覚えた事は残る。

ホルモンの関係
規則正しく、厳しい生活をさせる。
学問もきちんとやる。

基本的には、共学ではない、
異性に意識がいきやすい、これもホルモンの関係

15歳以降は、自立心を持ってやっていくと思う。
専門性を広げていくタイミング

19-20歳
ボランティアとか、他の国とかを見せてあげる。

規則正しく、厳しい生活をして
良い習慣を持った上で世界を見る。

ミリタリーの生活を続けると、それが人生になってしまう。

そこからは、自立
ビジネスとかを自分で起業するとか、
アドバイスとかは、電話でできたり会ったりする。

ちゃんと結婚相手を見つけてもらって
老後は戻ってきてもらってもアリかな?っと思う。

子供のレールを引いてあげる必要ある
基本的には、厳しくするとどんどん社会に適応できる強い大人になっていく

ブーメランになって、甘やかすと
その子の人生、将来が終わってしまう。

厳しくすると社会に対応できる訓練になる。
意識してみてください。

宿題

[check]1.8つのマインドセットを家族とシェアする。
[check]2.昔から言われている教えを8個書く
[check]3.他の家族にシェアする。

若い時の苦労が資産になる。