→TOPへ戻る/技術(カット、カラー、パーマ、ストレート縮毛矯正)について
縮毛矯正後のデジパって?
Q.ひどい縮れタイプのクセ毛で、今は縮毛矯正をかけています。
デジタルパーマでよく見る、ゆるいウェーブに憧れているのですが、
縮毛矯正後のデジタルパーマってできますか?
自分にないものって憧れちゃいますよね。
もともと強いクセ毛の人は、ゆるい巻き髪に憧れるのも納得です。
でも髪に縮毛矯正をかけていたら、もうデジパは無理なのでしょうか!?
A.
(Q)縮毛矯正後にもデジタルパーマはかけられる?
(A)髪を真っ直ぐにするパーマには、熱を使うものと使わないものの2種類があり、
ここでは熱を使うものを縮毛矯正と呼びます。
まず、熱を使わないタイプ(ストレートパーマと呼ぶことが多い)であれば、
過度に傷んでいなければ、問題なくデジタルパーマをかけることができます。
問題は、熱を使うタイプの縮毛矯正をかけた後の場合です。
「ひどい縮れタイプのクセ毛」とおっしゃっているので、
おそらくストレートにする力の強い、
熱を使うタイプの縮毛矯正をかけていると思われます。
この場合は、施術してくれた美容師さんと、以前どんな薬剤で縮毛矯正をしたか、
という大きな2点が重要になってきます。
熱を使う縮毛矯正にも色々な種類があり、
様々なメーカーから様々な薬剤がでています。
実は、どんなタイプの縮毛矯正をかけたかによって、
デジタルパーマをかけられるかどうかが異なってきます。
薬剤がジェル状のタイプの縮毛矯正をかけた場合は、
残念ですが、かけるのが難しい場合のほうが多いです。
このタイプの縮毛矯正は、クセ毛を真っ直ぐにする力が強いので、
強いクセ毛の人でずっとストレートでいたい人には髪の扱いが楽になるのでいいのですが、
後からデジタルパーマをかけたいと考えているなら避けたほうがよいでしょう。
また、同じ部分に何回かけているかによっても違います。
1~2回であれば、髪の状態によってはデジタルパーマをかけることが
できることもあります。
どんなタイプの縮毛矯正がかかっているか分からない場合は、
髪の毛を一度濡らして触るとわかることもありますので、
美容師さんに見てもらうのも一つの手段。
いずれにしても、無理にかけると、髪がふにゃふにゃになったり、
ちぎれてしまったりと非常に強いダメージが出てしまいます。
デジタルパーマは施術してくれる美容師の知識や技術に大きく左右されます。
かける前には、以前どんな縮毛矯正をかけたか、どんなイメージに
なりたいか、施術可能かどうか、しっかりと担当の美容師の方と
相談してみてくださいね。