その他について

眼鏡は印象を変える

生活の中で、目つきの悪さを隠したり
女性であればメイクに手を抜けたり
かけるだけで、エロさ、知的さを醸しだす
手軽に印象を変えるアイテム
なかなかの優れもの 眼鏡

生活やファッションにも多大なる影響の与える眼鏡
眼鏡販売のアパレルスタッフに、お聞きすると
これがまた、なかなか奥が深い

今日は、眼鏡について語ろうと思います。

眼鏡の目的
そもそも、眼鏡の目的とは、大きく分けて3つ

1.自己表現の一つとしてファッションデザインの一部
2.顔立ちや輪郭の補正し整えるバランス調整
3.視力の補正

これらが複合的に絡み合って、あなたの生活の中に溶け込みます。

更に、
骨格や輪郭、目の位置、肌色など素材とのマッチングとバランス補正、
ライフスタイル、好みのデザイン、流行などをカウンセリングして
顧客の求める商品に導く

眼鏡店員さんもなかなかやるジャマイカ・・・
私たち、美容師にも通じるものがあります。

眼鏡選びの基本

最近では、流行的に、ファッション性の強いデザインに特化した眼鏡があります
いわゆる、応用編の崩しになるのですがそれも踏まえた上で
基本を知るのも、面白いかなっと思います。

眼鏡を選ぶにも基本中の基本があります。
それは・・・

ステップ.1まず素材の確認

目の位置

耳の位置の確認

肌色を知る(※パーソナルカラーなどを活用て、自分に似合う色を選ぼう)

縦幅と横幅の比率確認
(これによってどのタイプの眼鏡が良いか決まる、
大きく分けて4タイプ ほっそり型面長 楕円型面長 卵型 丸顔)

サイドビューのバランス

※パーソナルカラー
色相(色み)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の特徴によって、
似合う色や苦手な色の傾向を把握し、
個性やライフスタイルに合ったスタイリングを考えていく手法

ステップ.2 なりたいイメージの確認
どんな時に、眼鏡をかけるのか?
常時かけるのか、仕事中のみなのか、プライベートで遊びに行くときにかけるのか
ライフスタイルによってTPOに合った眼鏡がある

※TPO
「時と場所、場合にあった方法(服装等も入る)」を意味する

常時かける場合は機能性を重視し、比較的、
いろんな服装や肌に馴染む自然な印象の眼鏡が向いているように思う。

仕事の場合では、取引先などに安心感や信頼感を与えるため
色にも気を使う必要がありそうだ。眼鏡で覚えてもらうという荒業もありますけど
初対面の場合、あまりにチャラチャラ見える眼鏡はいただけない

プライベートでは、個性的な明るい色合いや眼鏡が強調できるデザインのもの
でも良いだろう。ここは好みをガンガン出して良い所です。

美容院でもよくある要望ですが、
「個性的にしてください」という要望

はじめてのセッションの場合、これがなかなか難しい 泣
ある程度、今着ているファッションや読んでいる雑誌などから
予測はできるのだけど、あくまでも予測でしかないので
再度、確認し、顧客のなりたいイメージを共有する必要性がある

一口に個性的にと言っても、
トータルで個性的なのか、眼鏡にインパクトを持たせたいのかで
選ぶ色、デザインはかなり変わってくる

カッコイイ、知的、クール、可愛くなど大きなカテゴリ枠に当てはめ
更に細分化していく

顧客のなりたいイメージとライフスタイルを決定すると
次はデザインとサイズを選ぶ

  • 似合う眼鏡の条件-
    1.レンズの位置は目の玉の真ん中がベスト、多少は広がっていても大丈夫

2.眉からアゴ先までの三分の一に収まる縦幅が鉄板

3.横幅は、真正面から見た時に一番出ている所と同じか、少し大きい又は小さいぐらい

4.眼鏡の上側は眉ライン(リムラインと言います。)に合わせる
 
5.丸顔などの場合は下側のフレームのないナイロールっといったデザインを選ぶと
 縦長まではいかないものの、横に広がる印象がなくなりバランスが取れる
 
6.サイドビューでの重要ポジション
 耳にかかるパーツ(テンプルといいます)は縦長の骨格の場合は太目にすると
 縦長なのが目の錯覚で短く見えバランスが良い、
 逆に丸顔の場合は、テンプルは細めの方がバランスが良く見える

 顔のパーツが中心に集まりやすい人は、テンプル選びを太い幅のあるものにすると
 中心に集まっている印象が補正されます。

まとめ
眼鏡の似合わせとは、顔に横断線のラインを引き、骨格のデメリットを
目の錯覚でイメージ補正をすると言う事です。

  • メガネフレームの種類-
    メガネフレームはデザイン・素材・構造など多種多様になり、
    分類するのも難しくなってきました。

大きくわけて3種類の分類の仕方があります。

JISによる分類
デザインによる分類
素材による分類

この中で、興味があるのは、デザインだと思いますので
簡単に説明

ボストン型:
リムのかたちが逆おむすび型のフレームで、
アメリカのボストンで流行したのでこの名がつきました。
日本でも戦前からあった型で、知的なイメージの定番フレームです。

ウェリントン型:
日本では昭和30年頃に流行した太陽族がこのタイプのサングラスをかけたため、
長い間サングラスのイメージがつきまとっていました。
ボストン型と共にフレームデザインの定番です。
ジョニーデップがかけてブレイクしてました。

ブロウ型:
これの語源は「眉」。このメガネをかけたとき、
フロントが眉のように見えるので、こんな名前がつけられました。

ロイド型(ラウンド型):
いわゆるロイド眼鏡です。アメリカの喜劇役者、
ハロルド・ロイドがかけたのでこの名前がつきました。
真円かそれに近いデザインのフレームです。

オーバル型:
ロイド型はフロントがほぼまん丸ですが、
これはそれより少し楕円形になったものをいいます。

  • 他にも、色によるイメージ設定やデザインによるイメージ設定
    使用している材料質感などで変わってきます

デザインだけではなく、このような事も眼鏡店員さんと
相談してみても良いのではないだろうか?