ツゲイン2% 女性

ツゲイン2%

ツゲイン2とは

美しい髪は印象の大切な要素です。
反対にヘアスタイルがつぶれるなどのゆううつは、気持ちにも影響するもの。

ツゲイン2とは女性の壮年期脱毛症の進行を抑制する作用を持つ外用剤です。

液体タイプで、国内の女性用メジャー商品のリアップジェンヌよりも
高い濃度で薬剤を含んでいます。

商品詳細・効果

ツゲイン2は女性の壮年期脱毛症の進行を抑制する作用を持つ外用剤です。
薬剤成分としてミノキシジルを0.02%の濃度で含んでいます。

ミノキシジルの外用剤は国内ではリアップシリーズとして発売されています。

ミノキシジルはもともと男性の壮年期脱毛症の治療薬として発売されました。
壮年期脱毛症とは30代以降におこるAGA(男性型脱毛症)です。

10代や20代から発症する若年性のAGA(男性型脱毛症)とは区別されています。

AGA(男性型脱毛症)には男性ホルモンの影響が強く、
そのためミノキシジルも当初男性用の脱毛治療剤として発売されていました。

その後、女性の抜け毛の原因の中にも
壮年期脱毛症があるという事がわかってきました。

実は、女性であっても体内では少量の男性ホルモンが分泌されています。

この男性ホルモンの分泌量が過剰になると、
女性であっても壮年期脱毛症による脱毛がおこる場合があり、
そのような女性の壮年期脱毛症にはミノキシジルを使用することで
効果があらわれると考えられています。

しかし、女性がミノキシジルで壮年期脱毛症の治療を行う場合には、
過剰とはいっても男性ほどの男性ホルモンの分泌量がないため、
男性用と同じ濃度のミノキシジルでは濃度が高すぎてしまいます。

そのため国内のリアップシリーズからは女性用として
リアップジェンヌが発売されています。

国内メジャー医薬品であるリアップジェンヌのミノキシジルの濃度は0.01%です。

壮年期脱毛症の脱毛の症状も男性と女性ではやや異なります。

男性の壮年期脱毛症は生え際のM字型の後退や、
頭頂部周辺から広がる脱毛を特徴としていますが、
女性の壮年期脱毛症では生え際の後退はあまりおこらず、
頭頂部のつむじや分け目周囲などを中心に脱毛が進行します。

ミノキシジルが壮年期脱毛症の進行を抑制する仕組みについては、
まだはっきりとわかってはいません。

ミノキシジルには血管を拡張し塗布部分の血流を増進させる作用があります。

この血流の増進作用も脱毛抑制の作用の原因の1つだと考えられています。

このツゲイン2は国内には無いミノキシジル濃度が0.02%の外用剤で、
女性の壮年期脱毛症用ですが国内メジャー医薬品の濃度では
効果に不足を感じる方におすすめです。

使用方法

ツゲイン2は頭皮に直接塗布して使用する外用剤です。

1日2回、1回0.5~1ml程度を頭皮の脱毛している部分を中心に塗布します。
塗布する際にとくに擦り込んだりする必要はありません。

1回量の上限である1mlは頭皮全体に行きわたる量です。
脱毛部分の広さや脱毛の度合いに関係なく、1回1mlの使用量は必ず守ってください。

この薬剤は1日2回以上や1回1ml以上に多く使用しても効果の増加はほとんどなく、
かえって副作用の発現の可能性が高くなります。

頭頂部の髪の分け目やつむじの周囲など
脱毛のおきている部分を中心に、頭皮に直接薬剤を少しずつ塗布し、
周辺の頭皮や脱毛のおこりはじめている部分まで塗り広げます。

この際に髪の毛にはあまり薬剤を付けないようにし、
頭皮に塗布するように使用します。

使用前の髪の毛や頭皮は濡れていても乾いていてもかまいませんが、
濡れている場合にはしっかりと髪や頭皮の水分をとって使用します。
特に洗髪後などの頭皮が清潔な状態でのご使用はおすすめです。

ヘアトニックや整髪料、ヘアセットスプレーなどを使用する場合には、
ツゲイン2を塗布した後で使用してください。

塗布時には薬剤の垂れ落ちに注意し、薬剤が目に入らないようにしてください。
またツゲイン2を塗布した手で目の周りや鼻の中などの
粘膜周囲を触らないように注意し、塗布後の手はよく洗い流してください。

万一目などにツゲイン2が入った場合には、すぐに水やぬるま湯で洗い流してください。
洗い流した後も症状や違和感が強い場合には眼科医の診断を受けてください。

塗布の際には、アルコールなどで溶ける恐れのある材質
(眼鏡フレームやヘアアクセサリー、ピアスやイヤリング、合成繊維など)に
薬剤が付かないようにご注意ください。

本剤を使用中にヘアカラーや毛染め、白髪染めなどをする場合には、
完全に染毛が終わったあとで使用してください。

副作用

ツゲイン2は使用することで、塗布した部位や頭皮に
発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、酷いふけ、塗布した部分の痛いような
熱感の副作用がおこる場合があります。

これはツゲイン2の薬剤が合わない場合や、
アレルギー、皮膚炎などの症状なので使用を中止してください。

またツゲイン2はもともと
心臓や全身の血管の作用を持つ薬剤として開発された薬剤です。

そのために頭痛や失神、めまい、心拍数の増加や胸の痛みなどの
副作用がおこる場合があります。

これは塗布によっても薬剤が体内に吸収されるので、
薬剤の心臓や全身の副作用がおこってしまっている状態です。

上記のような症状や、使用を続けるうちに原因のわからない急激な体重の増加、
手足のむくみ、極端な尿量の減少などが起こった場合には、
全身性の副作用の可能性があるため速やかに使用を中止し、
適切に医療機関を受診してください。

使用・併用禁忌

ツゲイン2は未成年の方は使用することができません。

また頭部の脱毛の種類や様子によっては薬剤があわない事や、
治療薬ではない事などから使用することができません。

特に壮年期脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症、甲状腺疾患による脱毛など) の方、
あるいは原因のわからない脱毛症の方、または脱毛が急激、
あるいは脱毛が斑状におきている方は使用する事ができませんのでご注意ください。

また、今までに薬や化粧品などでアレルギー症状のあった方や、
高血圧の方、低血圧の方、心臓または腎蔵に障害のある方、酷いむくみのある方、
65歳以上の方、甲状腺機能障害の方は、ツゲイン2が使用できるか
使用前に医師にご確認ください。

また、他の医薬品の外用剤を頭皮へ使用している方も、
ツゲイン2を使う事が可能かどうか、医師にご相談ください。

保管方法

ツゲイン2を保管するときは、
直射日光・高温多湿を避け、涼しい場所においてください。

また、お子様が誤って服用しないように、
手の届かない高い場所や鍵のついた棚に保管してください。

特に、梅雨時期は湿度が高まり、錠剤・カプセル剤・散剤は
水分を吸収して変化を起こしやすいので、できるだけフタのついている缶などに
乾燥剤を入れて保管してください。

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