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コンディショナーとトリートメントの違い

トリートメントとコンディショナーについて
似たような物なので何が違うのか混乱される方がいらっしゃいますので
基本的な説明を書きます。

トリートメント
髪の毛に栄養を補給するもの。
髪の毛をコーティングする働きはありません。

コンディショナー
古くはシャンプー後のpHコントロールが主な役割でしたが,
現在は髪の毛のコーティング剤です。
髪の毛に栄養補給する働きはありません。

一応,これが正解ですが,
最近では,トリートメント剤なのにコーティング成分を含むもの

また,コンディショナーなのに栄養補給成分を含むものが,
商品として販売されていることもあります。

シャンプー直後から頭皮は皮脂をある程度多目に皮脂を分泌し,
皮膚と髪の毛を保護しようとします。

1番やってはいけないことは,コンディショナーを
頭皮につけてしまうことです。

コンディショナーのほとんどが半固形化されています。

このようなものを髪の毛だけなら良いのですが,
頭皮までつけてしまいますと,毛穴の中に入り込み,
いくらすすいでもほとんど水(お湯)には溶けず,
毛穴をふさいでしまいます。

毛穴をふさがれてしまいますと,
毛根部分の細胞が皮膚呼吸出来なくなってしまい,

そのため,髪の毛が抜けやすくなったり,
場合によっては次に生えてくる髪の毛が成長
出来なくなってしまうことが考えられます。

もちろん,育毛剤や養毛剤,発毛剤が毛根に届かなくなってしまうのは,
当たり前の話になります。

なお,トリートメントを頭皮まで塗ってしまいますと,
同じことがおきますので,気をつけてください。

頭皮から分泌される皮脂が何故髪の毛に悪いのか?

これは,皮脂とホコリなどが混じりあうことで半固形化されてしまうためです。

でも,皮脂がこのような状態になり始めるのは,
シャンプー後2日くらい経ってからの話です。

ですから,シャンプーするときに,頭皮マッサージをしながら,
毛穴の中の皮脂を搾り出すようにしていれば,
いくら皮脂が分泌されても問題はないと考えています。