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クセ毛に種類があるってホント?

クセ毛にも色々あるって聞きました。
色々ってどんなクセ毛があるんですか?

クセ毛は大きく分けて3種類。
クセ毛のタイプごとに対策も違ってくるので、
まずはそれぞれの特徴を把握してくださいね。

クセ毛の種類って?
(A)
クセ毛はおおよそ3タイプに分けられます。
クセの弱いほうから順に、
「うねり系クセ毛」、「ねじれ系クセ毛」、「ちぢれ系クセ毛」。

これに直毛を加えた4種類が、日本人の主な髪質と考えてよいでしょう。

直毛って?
(A)
いわゆるストレートのこと。
ツヤがあり、表面がなめらかな手触りで、髪の断面は円形になります。
直毛の人がよく抱えている悩みは、巻いてもすぐ取れてしまう、
動きが出にくい、前髪顔まわりが落ちてくるなど。“もち”をよくして、
しっかりとしたウェーブ感を出すには、デジタルパーマなどの
ホットパーマがおすすめです。

うねり系クセ毛って?
(A)
専門的には、波状毛(はじょうもう)といいます。
大きくうねったり、ゆらゆら波打つようなクセがありますが、
ツヤはある髪。髪の断面が楕円形になっているのが特徴です。
うねり系クセ毛の人の悩みは、片側が外ハネで片側が内ハネになる、
左右のバランスが悪い、まとまりが悪いなど。
束感が出るようにカットし、自分のクセより強めのパーマをかけるとまとまりがよくなります。
クセの強い部分にだけポイントでストレートパーマをかけてもいいでしょう。

ねじれ系クセ毛って?
(A)
専門的には、捻転毛(ねんてんもう)といいます。
髪の1本1本がコイル状にねじれたような髪で、
手触りが少しざらざらする髪。
乾燥して見えやすいのが特徴です。
ねじれ系クセ毛の人は、ぱさついて見える、クシや指の通りが悪い、
ツヤが出にくいなどの悩みを抱えていることが多いもの。
カットでは適度に重みを残し、
ゆるめのパーマをかけるとまとまりがよくなります。
うねり系のクセの人と同様に、
クセの強い部分にだけポイントでストレートパーマをかけてもいいでしょう。

ちぢれ系クセ毛って?
(A)
専門的には、縮毛(しゅくもう)といいます。
髪がちりちりしている髪のことで、乾燥して見え、
膨らみやすいのが特徴です。

クセ毛としては、最も深刻なクセ毛といえるでしょう。

ちぢれ系のクセは、広がる、クシや指の通りが悪い、
まとまらない、カラーの色がくすむなどの悩みのもとに。

カットやパーマでは、クセ毛を活かしたスタイルにはできますが、
クセ毛自体をストレート風に見せることはできません。
ストレート風にしたい場合は、縮毛矯正をかけることになります。