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カラーリングは目の色で選ぶ?

カラーリングは目の色にあわせるといいと聞きましたが、本当ですか?

(A)
一般的に、パーソナルカラーと呼ばれるカラーコーディネイトの
世界観の中では瞳の明るさに近く、
肌色と同系色のブラウンが似合うといわれています。

瞳や肌色にフィットする色を選ぶ事で、顔色のトーンが明るく見え、
若々しく見せることができます。

逆にそうでない色を顔の周りに持ってくると、顔色が悪く見えたり、
老けて見えたり・・・とマイナスの要素が働いてしまう事も。

自然に仕上げたいのであれば、瞳の黒目部分の明るさから
プラス・マイナス2レベル程度の範囲がよいとされます。

肌のタイプはブルーベースとイエローベースの2つのパターンに分け、
明度の高低を組み合わせた4つの分類の中から、
調和する色を診断していきます。

一言でピンクやベージュなどと言っても、実際には明るさ、鮮やかさ、
色味の要素によって無数の色があるので、
一言で“ピンク”といっても、似合うものもあれば、似合わないものもあります。

その中からどんな色が似合うのかを選んでいくのです。

ただし、実際のヘアカラーでは、こういった理論を基本におきながら、
髪の状態やデザインなども考えて色を選んでいきます。

髪は健康なのか、傷んでいるのか。
艶やかに見せたいのか、透明感を出したいのか。
フェミニンが良いのか、大人っぽくなりたいのか。
ウェーブヘアなのか、ストレートなのか。
ロングなのかショートなのか。
普段はどんなファッションを身に着けるのか。

そういった要素一つ一つとヘアカラーがかみ合っていなければ、
たとえ似合うとされている色に染めても、ちぐはぐな印象になって
しまいます。

「私は絶対にこの色でなくちゃ」などと固定観念にとらわれず、
信頼のおける美容師さんと相談しながら、本当になりたい自分に
あわせて色を選んでいくのが、成功の秘訣といえるでしょう。