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ゆるウェーブのスタイリング方法

Q.ボディパーマっぽい、ゆるいパーマをかけました。
どうやってパーマを出したらいいんですか?

A.パーマはウェーブの種類によってスタイリング方法が変わります
「ゆるめのウェーブ」の再現方法について

◆Step1.まず、髪をハーフドライの状態に。
スタイリングを始める前に、髪をハーフドライの状態にします。
乾いた髪の場合は、パーマのかかっている所(だいたい髪の中間ぐらい)
から毛先を、ウォータースプレーなどでしめらせます。

ウォータースプレーはきりふきの水でOK!
きりふきがない場合は、手で少しぬらすだけでも仕上がりが
違ってきます。

シャンプー後などでぬれた髪の場合は、逆にドライヤーで8割ぐらい乾かします。
根元は乾いて、毛先に湿り気があるぐらいまで
ドライすれば大丈夫です。

◆Step2.スタイリング剤はムースワックスを
ベースのスタイリング剤は、軽い質感でべたつきの少ないタイプの
ムースワックスをつかうと、自然な仕上がりになります。

<ムースワックスのつけ方>
1. 野球ボール一個分を手にとる
2. 髪全体に薄く、まんべんなくつけていきます。
ムラにならないように、手で髪全体にもみこむようにつけて。
3. ドライヤーの弱風を上から髪にあてながら、ウェーブ部分を
スプリングのバネのように毛先から手の平にのせ、持ち上げるように
揉み込みながら風をあてて乾かします。
こうするとカールが崩れず、ふんわりとやわらかな弾力のあるウェーブが出せます。

<ここがポイント>
ベースのスタイリング剤は、クリームワックスよりはムースタイプのほうが
ムラになりにくいのでおすすめ。
また、べたつくタイプのものをつかってしまうと、
束感が出すぎて不自然な仕上がりになるので避けましょう。
ムースワックスを1ヶ所に集中してたくさんつけてしまうと、
重くなり過ぎたり、不自然な束感になったりするので注意してください。
ドライヤーは必ず弱風をつかって。
強風をつかうと、風でウェーブが散ってバサバサした仕上がりになります。

◆Step3.髪質別の仕上げでFINISH!

髪が乾いたら、髪質別に仕上げをします。
<パサつきやすい人、広がりやすい人>
クリームタイプのウェーブ用ワックスを手でよくのばしてから、
これも揉み込むようにして束感と毛先のまとまりを出します。
クリームワックスは油分が多いので、
まとまりやすくなりパサつきも抑えます。

ワックスは、ミディアムの場合で、小指の先ぐらいの量が適量。
ショート~ボブぐらいの長さの場合は、少し少なめにつけて。

ロングの場合は、ミディアムと同量を半分の髪に一度つけた後、
もう半分にさらに同量をつけます。
ミディアムの2倍の量を一度に髪全体につけると、
ムラになりやすいので注意しましょう。

<ボリュームダウンしやすい人>
スプレーワックスでカール感と束感をキープさせてください。
スプレーワックスは30センチぐらい離し、
ウェーブを持ち上げるようにして2、3秒ぐらいスプレーします。

スプレーを近づけすぎたりつけすぎたりすると、
スタイリング剤の油分が集中して、固まってしまいます。
しかも油分で髪が重くなり、かえってボリュームダウンの原因になるので
気をつけてください。